どんぶり道 ~豚丼~

豚バラブロックで厚切り豚丼

どんぶり道(ロード)、

それは、ご飯とともに歩み、消えていく。

ひと椀の上で展開する壮大な物語(サーガ)。

雨の日、嵐の日、吹雪に凍える日。

灼熱の太陽に焼かれるその日も、孤独の食卓をどんぶりが照らす。

どんぶり道(ロード)、日常を抜け出し、あなたも出かけよう。

冒険の日々へ。

 

ごはんがススム、脂身の旨味が口いっぱいに広がる豚丼をご紹介しま~~す。

 

材料 2人前

 

 

・豚バラブロック (食べたいだけ)
・野菜 (お好みで。今回は新たまとインゲンをチョイス)
====
【 タレ 】
・醤油  大さじ2
・お酒  大さじ2
・砂糖  大さじ1
・お酢  大さじ1
・つゆの素  少々 (あれば)

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・片栗粉  適量

・塩コショウ  少々

・にんにく  ひとかけら

・ごま油  大さじ1~2

・米  食べたいだけ

 

下準備はじっくり焦らず

 

 【1】

豚肉ブロックは1cm以内に切り(厚すぎると噛みにくい)それぞれのカットに切れ込みを入れて筋をしっかり切っておく。さらに、肉の表面全体に斜めに軽く包丁で筋をつけるように切れ込みを入れる。

 

【2】

できれば、肉に塩麹をまぶし半日~数時間ほど寝かせる。(柔らかい口どけのため)

 

【3】

調理の30分ほど前に、肉に塩コショウを振る。

 

【4】

野菜を程よい大きさに切り分ける。

 

【5】

お肉に片栗粉をまぶす。

 

【6】

タレを混ぜておく。

 

【7】

ご飯を炊いておく。炊きたてがベスト。

※意外な盲点がコメの準備。忘れると、どんぶり道からの崩落である。

 

いよいよ加熱!手早さが命です

 

 【1 野菜が旅に出る 】

・フライパンにゴマ油を入れ中火で温め、お好みの野菜を70~75%くらいまで炒める。

・仕上げに軽く塩コショウを振り、皿に一時避難。

 

 

【2 肉の旅立ち 】

・弱めの中火でゴマ油を熱し、にんにくを香りが出るまで焼く。(焦がさないように注意。途中で取り出すのも視野に)

・片栗粉をはたいて肉を投入。

・片面を きつね色になるまで焼く(全体の焼き上がりの60%くらいか)

・ひっくり返して25%ほど焼く。

※火を一気に通すのがコツだが、通しすぎると固くなるので全身全霊を肉の火加減に捧げること!

 

 

【3 タレと野菜と肉の感動の再会 】

・弱火にして、混ぜたタレと先ほどの野菜を肉に合わせる。(よけておいたニンニクも入れちゃってOK)

・蓋をして、30秒ほどおく。

・様子を見て良い感じなら、蓋を外して数十秒ほど軽く煮詰める。

※タレが焦げやすいので、タレの残量・火加減には細心の注意を!

※所要時間は、ケースバイケースなので目の前の状況にすべての神経を注ぎフレキシブルに対応する。

 

 

【4 仲間たちとの大団円 】

・丼に盛ったご飯の上に食べたいだけ、欲望とどんぶりの容量が許す限りの具材を乗せて完成である。

 

 

 

【5 手を合わせて叫ぼう 】

 

いただきます!

 



ひじき 石塚

 

山菜ロックで笑わせて、30分以内に食育に目覚めさせる食育ロックボーカリスト。3才から楽しめる食べ物のROCKを歌う山菜ロッケンローラー・ワラビーズを2004年から率い、各地のイベントや学園祭を盛り上げる。
全国発売のCDを7枚リリース。ちびっ子とお母さんに人気を博す。
観るだけ、笑うだけ、読むだけ、歌うだけで楽しみながら食育に目覚める「食育ROCK」を研究し、食育にまるで興味のないお母さんが、小難しいお勉強なしにどうすれば食育に目覚めるのかを日々実践・探求し情報を発信しています。